2009年7月16日木曜日

蝶ヶ岳

7月13日の事

まだ梅雨なのに待てなくて、北アルプスの南の方に位置する蝶ヶ岳(2664)に登ることにしました。
出発からザーザーの雨です。しかし、嬉しくて、雨なんか、ちっとも気になりません。るんるん気分で、足も軽く、高度を上げます。

キヌガサソウです。↓雨にピッタリの名前。 この花に合えただけでもう感激の世界に突入です。
道は川状態でした。こんな所もジャブジャブと渡り、沢登りのようです。水の好きな私は、楽しい。
画像奥の白い部分は雪渓です。これも楽しい。
更に高度を上げると、イワカガミが咲き出しました。雨の樹林帯は緑が一段と美しく、風情があり良いものです。
ちょっと怖い悪魔の様なエンレイソウ。雨で葉が美しい。 ↓
オオバキスミレ雨で上の花びらがくっ付いています。全ての花がこうなっていて、 雨は面白い物が見られます。
次から次えとお花が迎えてくれ、足は止まり、なかなか進めません。ガイドさんは辛抱強く待ってくれます。

歩き始めて、5時間位かな ?  尾根に出るとすぐ近くに小屋が見えましたが、 突然の疾強風、立っていられずうずくまり、動けません。少し弱まった時、小屋にたどり着きました。
体もリュックも頭から足までズブヌレ、寒くてガダガタ、手はしびれていました。 今日は35℃の猛暑日というのに、山ではストーブにかじりつきです。

夕方になり、雨は止み明日向かう常念岳が見えました。虹も見え、西洋の絵画の様な輝き、これも雨上がりだからの美しさです。
小屋のお客は10名以下、和気藹々と楽しい夕食とり、暗くなったと同時に床に入りました。ダウンジャケットも着たのに、寒くて掛け布団を2枚掛けて寝ました。

2 件のコメント:

とも さんのコメント...

まゆみさん、こんにちは。
こっそり覗かせてもらってました。

私が初めて北アルプスを登ったのは、独身のころでした。
今の旦那に連れて行ってもらったのですが、それが、蝶ヶ岳から常念岳だったのです。
山頂近くで雷が鳴ったら、髪の毛が避雷針のように立ったのを覚えています。
怖かったので、地面に平ふしました。
それ以後、数はこなしていませんが、懐かしいです。

お転婆 さんのコメント...

ともさん こんばんは。
コメントありがとうございます。
コメントを頂いたのは初めてで、気が付かずすみませんでした。
とっても嬉しいです。

ともさんも常念岳に登られたのですか。山は良いですよね。

私も、ともさんのHP見て楽しんでいます。これからも楽しみです。

ありがとうございました。