2011年12月7日水曜日

干し芋作り

寒くて良い天気が続く時は、干し芋を作ります。
お転婆流干し芋の作り方です。

芋は、干し芋専用を使います。
皮を破らないように、丁寧に洗って、切らずに蒸します。大きい場合は切りますが、切り口は暫く水につけておきます。(変色予防)  12月4日水から、弱火で時間をかけて、トロトロに軟らかくなるまで蒸します。 いくら蒸してもトロトロにならない芋があります。これは、味が少し落ちます。 (温度が低いと甘くなる)
径5㎝でも、2時間 8㎝位あると3時間かかります。

蒸しあがったら、熱いうち手で皮を剥きます。 薄く簡単にキレイに剥けます。↓
今度は、冷めてから切ります。 切る大きさで味は変わってきます
薄く、1~1.5㎝に切ると3日ほどで乾き食べられますが、硬くなります。
厚く 2㎝以上に切ると、4~5日かかりますが、もっちりと軟らかい干し芋になります。

今回は、径4㎝の芋を半分(2㎝の厚さ)にしました。
芋の端は味が落ちるので、大きく切り落とします。

4日干すと、半分近く縮みます。
重量も約半分になりました。(60~80gが35~45gになる) ↓
暖かく、天気が悪く、乾きが悪い時は、薄くしないとカビが来ます。
寒くて、風があり、晴天が上手に干せます。 ↓
夜は、部屋に入れますが、私は、ストーブの近くに置いておきます。
一日に一回はひっくり返します。

好みの硬さになるまで干します。今日で4日目です。 
私は、軟らかいのが好きなのでこれで出来上がりとしました。
天気が良かったので最高の出来です。
まるで、もっちりとしたようかんのようです。↓ ようかんと同じ位甘いです。

保存は、冷凍で自然解凍します。薄くて硬くなった時は、トースターで温めると美味しいです。

昔、母は、「藁に入れて保存すると、白く粉がふく」と言ってました。
それで、今回少し硬くなったのを、藁に入れて、粉が来るように麹を付けて見ました。
干し芋の粉と、麹菌は違うような気がしますが、実験です。 ↓

白くなったら、ご報告します。

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