2010年4月29日木曜日

イーリアス

27日に、アキレス腱断裂の手術をしたため、動けなくなり、
イーリアス (叙事詩) を読み始めました。3回目。

イーリアスは、紀元前8世紀の半ば、ホメーロス(吟遊詩人)の作と言われ、それを紀元前6世紀後半に、ギリシャで文字化されたと伝えられています。

この本は、昭和18年 土井晩翠により書かれ、とても欲しくて、古本屋で購入した、大切な本です。

イーリアスの内容は、ギリシャ神話を題材にしており、主人公は、アキレウス。
アキレス腱は、このアキレウスの名前から付けられています。

「女神よ歌え、アキリュース凄じく燃やせる瞋恚・・・・・」 と始まります。
BC1100年頃、トロイア戦争の10年目、ギリシャ軍の総大将アガメムノーンの理不尽を憤り、意見し、ストライキをする事から始まります。
この時代に、平和を愛し戦争に反対し、間違っていれば大将にも意見を言いストライキする。
そんなアキレウス、私は好きです。

この挿絵は、アガメムノーンに、刀を抜くアキレウスを女神アテネーが止めています。
今ある時間を大切にします。

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