(昨日の続き 裏天狗にバックカントリーに行きました)
青空も多くなり、とっても気持ちよいハイクです。でも、新雪は深くラッセルが大変でした。(ガイドさんが)
約3時間歩いて ドロップポイントの裏天狗に到着しました。新雪は40~50㎝です。ガイドさんは、丁寧に雪質を調査しています。雪崩の危険性を調べているのです。結果は不安定。今までの硬い雪の上に昨晩の新雪が積もっていて雪崩の危険があるからです。
いつもより慎重に、考えているガイドさん、そして35度以上の急斜面を前にして、だんだん不安になりました。「でも、滑りましょう。」とガイドさんは滑走開始。予想どおり、どーんと雪崩発生。もちろんガイドさんは無事に滑りましたが、かなり遠くまで行ってしまいました。
一人残された私は、もうドキドキ。そこにガイドさんからの携帯が鳴る。しかしすぐ切れて出ることが出来ない。返信するも、圏外で通じず。3回鳴る。ガイドさんは私に何か知らせたいのだ。手を振ってみるが、遠すぎて分からない様子。しばらく待つがガイドさんは動かず。
滑っておりるしかないと雪崩の跡を滑走開始したが、ガリガリで硬くターンは無理、斜滑降で新雪に入るとすぐに大転倒する。怪我はなかったが、ゴーグルが雪まみれで視界が悪くなり最悪。上部の雪崩を警戒しながら、また斜滑降で滑り、ようやく、急斜面から脱出し、ガイドさんの元へ。
迷子の子供が母親に会えたようにほっとしたが、「途中で止まったら危険です!!!。」とカツを入れられてしまった。恐かった。
スキー場に帰り振り返ると、そこに滑った裏天狗が見えました。
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